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執筆者の写真Rie.Kadokura

七十二候「熊蟄穴」ドングリとクマの関係に思いを馳せる

おはようございます‼︎

12月12日土曜日。

お天気もよく、1、2‼︎1、2‼︎と元気よく歩きたくなる、そんな日です☺︎

さて、今日は七十二候シリーズをお届けしたいと思います。

*ブログ「虹蔵不見」はこちら

*ブログ「橘始黄」はこちら


ちょうど今日12日から15日頃までを七十二候ではこう言います。


「熊蟄穴」くまあなにこもる


二十四節気でも、小雪から大雪に変わり、いよいよ冬本番を迎えます⛄️

クマをはじめ、コウモリやシマリスなど動物たちが冬眠する頃となりました。

秋になってドングリや山ブドウが実ると、それまで草を食べていたクマは、これらの栄養価が高い木の実をたっぷり食べるようになります。


そして、皮下脂肪をたくわえ、穴にこもって飲まず食わずのまま、春を待ちます。

ですが、ずっと眠っているわけではなく、眠りも深くないため、ちょっとした刺激等で目を覚ましてしまいます。

そのためクマの場合は冬眠というよりも、冬ごもりと呼ばれる場合が多いそうです🐻


冬ごもり‥人間もしたいなぁなんて思う時もありますよね(笑)。

クマにとってみたら、たっぷり栄養を摂って冬ごもりに入りたいと思うところですが。


今年はドングリなどの木の実が凶作・不作のところが多いそうです。

そうなると、クマは餌を求め行動範囲を広げ、人里に現れたりします。

実際、今年もすでに63人の方が襲われ怪我をしたり亡くなっています。(10月の時点)

例年より多い数字とのこと。

もともと臆病な性質のクマにとっても、人里に下りてエサを求めることも容易なことではないと思います。

でも、そこまでしないと餓死してしまう。

難しいなぁ‥。


子どもたちと一緒にわぁわぁ言いながら拾って集めているドングリ。

これもクマの栄養分になっているのだなぁと、どこか遠い里山に暮らしているクマに思いを馳せたり。

ちなみに、動物園にいるクマは冬ごもりしません。

十分なエサをもらっているので、必要ないですものね。


写真は秋に行った多摩動物公園のもの。

この距離で見たツキノワグマも、迫力満点でした‼︎

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